ロト7の高額キャリーオーバーが無くなってから、宝くじの購入はやや興味を失っていましたが、ロト6のキャリーオーバーが10億円を突破しているのを見つけ、ロト6を何年かぶりに購入してみました。
ロト6は以前は木曜日だけの週一回抽選でしたが、今は月曜日も加わり週二回抽選です。
そしてキャリーオーバー発生時のロト6の一等の当せん金は最大6億円です。
ロト7の10億円よりは少ないですが、くじの購入単価が200円とロト7より安いことと、その分一等の当選確率が高いので以外に良さそうな感じがします。
目次
ロト6の当選確率の内訳
ロト6は2017年2月9日にルール改正があり、現在はこのようになっています。
等級 | 当選の条件 | 当選確率 | 1口だけ | 当選見込み金 |
一等 | 選んだ数字6個がすべて一致の場合 | 1/6,096,454 | 1/6,096,454 | 200,000,000円 |
二等 | 選んだ数字が5個一致し、 さらにボーナス数字1個が一致の場合 | 6/6,096,454 | 1/1,016,075 | 10,000,400円 |
三等 | 選んだ数字が5個一致したが、 ボーナス数字の数字が選ばれない場合 | 216/6,096,454 | 1/28,224 | 300,000円 |
四等 | 選んだ数字が4個一致の場合 | 9990/6,096,454 | 1/610 | 6,800円 |
五等 | 選んだ数字が3個一致の場合 | 155,400/6,096,454 | 1/39 | 1,000円 |
ロト6の一等の当選確率は1/6,096,454なので、10口買った場合ならその当選確率は約60万分の一になります。
2,000円分購入したら約60万回に一度は一等に当選する確率になります。そして二等も約10万回に一度は約1,000万円に当選します。
ちなみに、宝くじで当選確率が10万分の一であれば、私は十分現実的にあり得る数字だと確信しています。
ミニロトで一等を狙うよりは確率が下がりますが、その代わり6億円のチャンスがあるので購入する価値は十分にあるでしょう。
現実的にあり得る確率だと思っている根拠として、これには過去パチスロで、とあるプレミア役を引いたことが影響しています。
約1/120,000のスーパービンゴネオのプレミアAT(ナナセグ狂ァッシュ)を、人生で二度も引いたことがあるから
私は過去にスーパービンゴネオと言う機種で、ナナセグ狂ァッシュと言うプレミアATを人生で二回引いた経験があります。
このスーパービンゴネオは非常に思い出深く、私のパチスロ人生の中で、初めて万枚を突破した記念すべき機種でもあります。
そしてこのスーパービンゴネオには、ナナセグ狂ァッシュと呼ばれるプレミアATが存在します。
このナナセグ狂ァッシュに当選する確率は約1/120,000です。
2000円分購入したロト6の二等よりも出現する確率が低いので、打ったことがある人でも滅多にお目にかかれない超プレミア役です。
そんな確率の低い役を、私はなんと二度も引き当ててしました。
ちなみにこんなプレミアATを引き当てたにもかかわらず、出玉は2,000枚以下だったので、結果は完全に期待外れでしたwww
しかし、このナナセグ狂ァッシュを引き当てる引きがあれば、ロト6なら二等で約1,000万円の当せんが期待できます!!
パチスロで例えれば、1000万円は等価で50万枚分のメダルです。
四号機の時代なら年間で1,000万円を超える勝ちも可能でしたが、今の2400枚規制のある六号機では到底達成は不可能な枚数なので、この確率なら十分に夢があると思います。
ロト6の結果(第1587回)
ロト6回別 | 第1587回 | 2021年5月20日 |
---|---|---|
本数字 | 16 21 22 27 36 43 | ボーナス数字(37) |
1等 | 該当無し | 該当無し |
2等 | 10口 | 10,609,500円 |
3等 | 265口 | 432,300円 |
4等 | 12,914口 | 9,300円 |
5等 | 221,825口 | 1,000円 |
販売実績額 | 2,038,253,000円 | |
キャリーオーバー | 1,519,263,024円 |
久々に購入したロト6ですが、今回も一等が該当無しだったので、ロト6のキャリーオーバーは15億円を突破しました。
詳しく調べていませんが、15億を超えるキャリーオーバーは結構珍しいのではないでしょうか?
ちなみに私が購入したロト6は全て外れでしたw
ロト6では同じ数字を複数購入するのはやや微妙
ロト7の高額キャリーオーバーが発生していたころは、同じ数字を複数口数購入することで10億円の当選を口数分増やすことができたので、理論上ロト7で50億円と言う可能性もありました。
本来複数購入すると当選金が下がるのですが、ロト7では一等の当選確率が約一千万分の一と極めて低いため、自分以外の当選者が出ないことも多く、キャリーオーバーの金額を全額独り占めできる可能性も高かったからです。
しかしロト6に関しては、キャリーオーバーが発生したとしても、同じ数字を複数口購入するのはあまりお勧めしません。
ロト6ではロト7と比べて一等の抽選確率が低いのと、ロト7とは違いくじの単価が200円なので参加者も多くなっています。
そして普段から一等の複数当選が出現しているので、たとえキャリーオーバーが発生していたとしても、当選金が一億円にも届かなったケースが何度も発生しています。
2021年のロト6の抽選の中で、一等の当せん金が1億円に達しなかったのが以下の回です。
日付 | 当選本数 | 当選金額 | キャリーオーバー金額 |
第1580回(2021年4月26日) | 9本 | 54,374,500円 | 250,321,018円 |
第1575回(2021年4月8日) | 5本 | 42,570,000円 | 0円 |
第1572回(2021年3月29日) | 4本 | 54,869,000円 | 0円 |
第1553回(2021年1月21日) | 4本 | 77,867,100円 | 56,849,793円 |
これを見てみると、一等の当選本数が9本も出た回号も存在します。
2億5千万円のキャリーオーバーがあったとしても、一等の当選者が9人もいれば当選金は約5,000万円です。
そしてキャリーオーバーが無い時でも、一等の複数当選者が発生しています。
つまり同じ数字を複数口購入したとしても、当選者が多くなる影響で当せん金が下がるリスクが高いです。
今回は15億円を超えるキャリーオーバーが発生しているので、複数購入する人もいるかもしれませんが、当選者の人数によっては、一等の当選金額が1億円を割ってしまうリスクもあるので、個人的にはバラバラに買って当選確率を増やした方が良いでしょう。
ここ1年間の間に、一等で2口以上出た時に6億円が出ているかを調べてみましたが、該当する回号はゼロでした。
ロト6では買ってはいけない組み合わせがある
過去のロト6の抽選結果を見てみると、この組み合わせでは買ってはいけない数字がいくつか存在します。
基本的にナンバーズでもそうですが、他人が選びやすいような数字は避けることです。
これは当選確率を上げるというわけではなく、せっかく当選しても大きく期待値を下げてしまうからです。
例えばナンバーズ4で私は過去に164万円に当選したことがあります。
この時は楽天宝くじでクイックピックで購入していただけなので、特に数字を選んで購入はしていませんでした。
その同じナンバーズ4で、過去にクリスマスイブの日付である「1224」が出現したことがありました。
2004年12月27日の第1467回の出来事です。
通常ナンバーズ4のストレートが揃ったときの期待値は約90万円あります。
この時は当選者が569人もいたため、およそ90万円は期待値のある当選金が16万4000円となってしまい、この記録は現在でもナンバーズ4のストレートの当せん金の中でワースト2位に該当します。
同じ宝くじを買っているのに私は164万円の当せん金をゲットして、1224を選んだ人は私より150万円少ない16万円と言う結果でした。
つまり他人と被るような数字を選んでしまうと、これほどまでに当選金に影響が出てしまいます。
そしてロト6の歴史の中で、一等の当選金がワースト記録だったのが、第230回で167本の当選者が出た時です。
回別 | 第230回 | 2005年3月17日 |
本数字 | 04 09 18 31 36 42 | ボーナス数字(34) |
一等 | 167口 | 1,814,700円 |
二等 | 29口 | 9,405,200円 |
三等 | 1,057口 | 309,600円 |
四等 | 37,865口 | 7,600円 |
五等 | 521,030口 | 1,000円 |
販売実績額 | 3,806,368,600円 | |
キャリーオーバー | 0 |
一等の当選金額は、なんと約181万円でした。
私が引き当てたナンバーズ4のストレートより600倍も難しいのに、私が当てたナンバーズ4のストレートと当選金額がさほど変わらないという異常事態になっています。
いくら一等を引き当てたとしても、この数字を見てしまえばさすがにショックは大きいでしょう。
なぜここまで一等の当選金額が下がっているのでしょうか?
第230回のロト6は、過去の当選数字から斜めに選んでいくと一等になった
この答えは、過去の当選数字を見てもらうとわかります。
回号 | ||||||
第230回 | 04 | 09 | 18 | 31 | 36 | 42 |
第229回 | 08 | 16 | 21 | 24 | 27 | 36 |
第228回 | 05 | 08 | 17 | 26 | 36 | 39 |
第227回 | 06 | 13 | 17 | 29 | 32 | 36 |
第226回 | 08 | 26 | 36 | 40 | 42 | 43 |
第225回 | 09 | 11 | 21 | 31 | 35 | 38 |
第224回 | 12 | 17 | 18 | 19 | 30 | 35 |
第223回 | 07 | 09 | 19 | 26 | 30 | 32 |
第222回 | 04 | 14 | 15 | 22 | 29 | 31 |
青い数字に注目してください。
第222回の一つ目の出目の「04」
第223回の二つ目の出目の「09」
第224回の三つ目の出目の「18」
第225回の四つ目の出目の「31」
第226回の五つ目の出目の「42」
第227回の六つ目の出目の「36」
これが第230回の当選数字と完全一致しています。
つまり過去の当選数字を見て、上のようなルールで買っていた人が全国で167名もいたのです。
私からすればそんな買い方する人がいるのか?と言う風に思いましたが、事実167名もの当選者が出ています。
その中にはクイックピックで購入した人や、たまたまこの数字を選んだ人も含まれるかもしれませんが、過去の当選数字を参考に選んだ人が大多数を占めるでしょう。
このように、過去の数字を見てただ引っ張ってきただけのような選び方では、たとえ当選したとしても、当選金額が大きく減ってしまうリスクが高いことが、この事例でよくわかると思います。
もちろん181万円と言う金額は大金ですが、仕事を辞めることはできません。
同じ当選確率で6億円もらっている人もいる中で、181万円と言う当選金額を引き当てたとしても、嬉しさは半減してしまいます。
テレビや映画に出ていた数字は絶対に選ばないこと
もう一つ事例を紹介すると、ロト6で2等の当選者が3470人も出た珍しい回がありました。
本来ロト6の二等は1000万円の期待値がありますが、当選者が多すぎたため当選金が57,100円になってしまった出来事を紹介します。
回別 | 第691回 | 2012年9月16日 |
本数字 | 04 07 08 15 16 42 | ボーナス数字(23) |
一等 | 3口 | 134,131,500円 |
二等 | 3,470口 | 57,100円 |
三等 | 702口 | 338,700円 |
四等 | 25,913口 | 8,000円 |
五等 | 407,943口 | 1,000円 |
販売実績額 | 2,830,927,800円 | |
キャリーオーバー | 0 |
通常二等の当選本数が三等を上回ることはまずありませんが、この時の抽選では二等の当選本数が三等を上回るというまさに珍事です。
二等の当せん金は57,100円と、本来の期待値の1000万円には遠く及ばず、ナンバーズ3のストレート以下と言う結果に終わっています。
また5万円をわずかながらオーバーしてしまったため、宝くじ売り場では換金不可で、わざわざみずほ銀行に行かなければ換金できないというおまけ付きでした。
なぜこのような異常事態が発生したかと言うと、この原因はアメリカの海外ドラマで放送された「LOST」に出てくる呪いの数字が影響しています。
このLOSTでは「(04)(08)(15)(16)(23)(42)」と言う数字があらゆる場面で登場します。
この海外ドラマLOSTで出ていた数字をロト6で購入していた人が、なんと二等に当選したのです。
一千万円近い当選金が貰えるはずだったのに5万円になってしまった・・・。
まさに呪われた数字と言っていいでしょう。
ロトシリーズやナンバーズでは、ジャンボ宝くじとは違い自分で数字を選ぶ楽しみがありますが、選び方を間違えてしまうと、LOSTのように呪われた結果になってしまうかもしれません。