宝くじは収入を得るための方法の一つだが、職業としてやっていくなら・・・(すぎやまこういちさん)

ドラゴンクエストシリーズや、東京・中山競馬場のG1ファンファーレの作曲でお馴染みのすぎやまこういちさんが、スクウェア・エニックス公式サイト内にある「ドラクエ・パラダイス」で、 敗血症性ショックのため90歳で逝去したと伝えられました。

ご冥福をお祈りします。

すぎやまこういちさんが作曲した曲の中で、最も有名な曲の一つに、ドラゴンクエストのテーマ曲があります。

日本BGMフィルハーモニー管弦楽団 序曲/「ドラゴンクエスト」

ドラクエをプレイしたことがある人なら、お馴染みのこのテーマ曲。

このドラクエのテーマ曲「序章:ロトのテーマ」は、2021年に開催された東京オリンピックの各国入場の際に、BGMとして使われたことで大きな反響を呼びました。

それまでマイナーな人しか知らなかった「ゲーム音楽」というジャンルが、より身近なものになった瞬間でした。

そんなすぎやまこういちさんですが、かつてJASRACのインタビュー記事の中で、宝くじについて語っている記事がありました。

中には、学校を辞めて成功する運の良い人もいますが、音楽のアマチュアが一瞬スターになっても、長続きしないケースも多いですね。

収入を得るために「宝くじ」を買い続けるのも一つの方法だとは思いますが、職業としてやっていくなら基礎的な理論などは独学でも身につけないと厳しいと思います。

引用元「作家で聴く音楽」第五回 すぎやまこういち https://www.jasrac.or.jp/sakka/vol_5/sugiyama_in2.html

これはプロの音楽家を目指すうえで、職業としてやっていくのであれば、宝くじを買うのも一つの手段だとは思うが、基礎的な理論は身につけないと厳しいと語っていた、インタビュー記事です。

宝くじで億を超えるような高額当選は、大多数の方が人生で一回限りです。

一度高額当選したからと言って、これからも継続して当選するという保証は一切ありません。

運に任せるだけの人生ではなく、自分自身が成長するために必要な勉強は、忘れずにしていきましょう。

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