ロト6が週二回抽選と言うことを忘れていて、ふと見てみたらロト6のキャリーオーバーが18億円を超えていました。
キャリーオーバー発生時のロト6の当せん金は最高6億円になります。
ロト7の最大10億に比べれば見劣りしますが、その分当選確率は高くなっていますし、さらにロト6はくじの購入費用が200円なので、ジャンボ宝くじやロト7の300円に比べると、購入する口数をより多く増やすことができます。
目次
ロト7よりもロト6の一等の方が、二倍以上当選しやすくなる
3,000円分の宝くじを購入する場合、ロト7やジャンボ宝くじでは10枚しか購入できませんが、ロト6では15枚も購入できるので、その分当選確率がアップします。
前回のロト7の記事で調べてみましたが、3,000円分購入した場合では、ロト6の方がロト7に比べて当選確率は2倍以上もアップします。
ロト6 一等100,003,400円(最大6億) 二等15,000,300円 | ロト7 一等400,000,000円(最大10億) 二等10,000,200円 | |
一等 | 1/6,096,454 15枚→約1/406,430 | 1/10,295,472 10枚→約1/1,029,547 |
二等 | 6/6,096,454 15枚→約1/67,738 | 14/10,295,472 10枚→約1/73,539 |
同じ3,000円分の宝くじを購入した場合でも、ロト7では一等の当選確率は約100万分の一ですが、ロト6では約40万の一まで確率がアップするので、6億円に当選すれば一般的な生涯年収を余裕で超えているので、別に10億円じゃなくても十分すぎる金額でしょう。
キャリーオーバーが18億円も積み重なっている今の状況なら、ロト6を購入するならまさに今でしょう!と言えます。
ロト6の結果(第1588回)
ロト6回別 | 第1588回 | 2021年5月24日 |
---|---|---|
本数字 | 06 16 27 31 32 34 | ボーナス数字(11) |
1等 | 該当無し | 該当無し |
2等 | 5口 | 21,922,100円 |
3等 | 319口 | 371,000円 |
4等 | 16,401口 | 7,600円 |
5等 | 269,544口 | 1,000円 |
販売実績額 | 2,195,493,800円 | |
キャリーオーバー | 1,884,619,690円 |
今回も一等の該当者はゼロでしたが、さらに今回は二等の当せん数もわずか5口だけだったので、前回に比べると二等の当選金額は、前回の二倍以上となるの21,922,100円でした。
逆に三等以下は前回よりも当選本数は多くなっており、これは(27)(31)(32)(34)と固まった数字を選んだ人が3口以上の当選しているのと、前回の回号から(16)(27)が連続して出現しており、さらに(27)に関しては3回連続出現しています。
また(16)と言う数字も、ここ最近の回号でよく出現している数字です。
つまり過去の出目を予想して選んでいた人が多く当選したので、3等以下の当選本数が増えている結果となっています。
過去の出目から選んでいる人は予想以上に多い
今回2等以上の当選本数が少なく、逆に3等以下の当せん者数が前回より多くなっていました。
今回の本数字では、前回の当選数字から(16)と(27)の二つが連続して登場しており、また(27)に関しては三回連続の出現です。
この数字の組み合わせを選ぶ人は、過去の数字を見て調べている人たちが購入する数字です。
数字を予想して購入できるロト6は、過去の当選数字を参考にしながら選ぶ人が多いです。
これを証明する出来事として、過去のロト6の抽選の中で、一等の当選数字が過去最低記録となった回号も、過去の当選数字から選んだ人が多く出現したことが要因でした。
回別 | 第230回 | 2005年3月17日 |
本数字 | 04 09 18 31 36 42 | ボーナス数字(34) |
一等 | 167口 | 1,814,700円 |
二等 | 29口 | 9,405,200円 |
三等 | 1,057口 | 309,600円 |
四等 | 37,865口 | 7,600円 |
五等 | 521,030口 | 1,000円 |
販売実績額 | 3,806,368,600円 | |
キャリーオーバー | 0 |
この時はロト6の一等の当選者数が100人を軽く超えており、なんと167口も一等に当選しています。
ロト6の最大当選金額は6億円(※この当時は4億円)ですが、当選者があまりにも多かったため、一等の当選金額が約181万円と二等の当選金額が一等より多かったいう逆転現象が発生しました。
この一等と二等の当選金額が逆転する現象は、既に1500回以上開催されているロト6の歴史の中でも、非常に珍しい出来事です。
ロト6の一等の当選確率が約1/600万なので、本来であれば600万枚×200円=12億円分のくじを購入しなければ、ロト6の一等には当選しません。
この時もし12億円分購入して1等に当たったとしても、この回号の一等の当せん金は181万円だったので、まったく元が取れてないことがわかると思います。
それだけ一等の当選者数が167名も発生することが異常事態だったということがわかります。
回号 | ||||||
第230回 | 04 | 09 | 18 | 31 | 36 | 42 |
第229回 | 08 | 16 | 21 | 24 | 27 | 36 |
第228回 | 05 | 08 | 17 | 26 | 36 | 39 |
第227回 | 06 | 13 | 17 | 29 | 32 | 36 |
第226回 | 08 | 26 | 36 | 40 | 42 | 43 |
第225回 | 09 | 11 | 21 | 31 | 35 | 38 |
第224回 | 12 | 17 | 18 | 19 | 30 | 35 |
第223回 | 07 | 09 | 19 | 26 | 30 | 32 |
第222回 | 04 | 14 | 15 | 22 | 29 | 31 |
この過去の当選数字の表を見てもらうとわかると思いますが、青い数字が右斜めになっていると思います。
つまり、過去の数字から右斜めに買っていた人が、第230回の一等の当選数字と全く同じと言う出来事が発生しました。
過去の数字を参考にして選ぶのは良いですが、他人と容易に被るような数字の選択をしてしまうと、せっかく一等に当選したとしても、受け取れる当せん金が大きく減ってしまう可能性が高くなります。
アメリカのメガミリオンズでも、「LOST」に出ていた呪いの数字を購入していた人が多かった
これは日本だけではなく、アメリカの宝くじでも同様な出来事が発生しています。
過去にアメリカで放送された海外ドラマ「LOST」の劇中に出ていた、呪いの数字とも言われている、(04)(08)(15)(16)(23)(42)の組み合わせですが、2011年のアメリカの宝くじメガミリオンズでも、この数字の組み合わせを購入していた方が当選したという出来事が話題になりました。
MEGA MILLIONS | JANUARY 4, 2011 Winning Numbers |
(04)(08)(15)(25)(47)メガボール(42) LOST出現数字 (04)(08)(15)(16)(23)(42) |
LOSTの数字を買っていた人は、当選数字(通称白ボール)の中から三つの数字が当選し、さらにメガボールの数字42が当選したので、この時は16,176人もの当選者が150ドルをゲットしました。
次の回号では当選者の数が1,200人ほどだったので、この回号の当選者はLOST効果でおよそ十倍も増加していました。
この時は当選金が150ドルと固定だったため、日本で例えるとお年玉をゲットしたいうニュースでしたが、日本でこのLOSTの数字を買い続けた人は、ロト6で二等に当選したものの、当選者が3,470口も大量に出現してしまったため、当選金額がたった57,100円になってしまうという、まさに呪われた結果となってしまいました。
しかも5万円を超えているので、宝くじ売り場では当選金を受け取れず、平日のみずほ銀行に足を運ばなければならないというおまけ付きでした。
今回同じ二等に当選した5人の人は、当選金が2000万円を超えているので、LOSTの数字を買い続けて二等に当たった人と比べると、その金額の差は歴然としています。
LOSTが放映されてから約7年間、この数字を買い続けた人は2等に当選した時に、ドラマと同じ呪われた数字だったと書き込みを、当時のネット上の掲示板に感想を残していました。
喜びのコメント・・・ではやはり無さそうです。
アメリカのメガミリオンズにはメガプライヤー(Megaplier)のオプションがある
アメリカのメガミリオンズを調べてて、日本のロトシリーズとは違ってこれは良いと思った制度が、アメリカのメガミリオンズにはMegaplier(メガプライヤー)のオプションが導入されていることです。
これはメガプライヤーに申し込みすれば、ジャックポット以外の当せんの金額を、二倍から最大五倍にすることができるオプション制度です。
日本のロトシリーズは、同じ数字を複数口数購入してしまうと、当選者の人数によって当選金額が変動するので、当選者が多くなればなるほど、一口あたりの当選金額が下がってしまいますが、アメリカのメガミリオンズでは2等以下の当せん金は固定となっています。
当選数字の42の右側に(MEGAPLIER 4X)と載っていますが、これがメガプライヤーのオプションを申し込んだ際の当選金の倍率を表しています。
ここがX2なら当選金額が二倍になり、X5なら当選金額が5倍になります。
アメリカのLOSTの数字で買い続けていた人が、このメガプライヤーのオプションに申し込んでいれば、当選金額は四倍の600ドルを受け取ることができました。
日本のロトシリーズとは違って、同じ番号の数字を複数口数買う必要が無いので、これは面白い制度だなと思いました。
日本では12億円が最高だが、アメリカでは宝くじの当せん金が1000億円を超えたこともある
ちなみにアメリカの宝くじでジャックポットの当選金額は、まれに1000億円を超える金額になります。
今回紹介したメガミリオンズでは、2018年の10月23日に過去最高額となる、15億3700万ドルの当選者が出現しています。
Estimated Jackpot:$1.6Billionと記載されてますが、ミリオンではなくさらに上の単位のビリオンなので、16億ドルのキャリーオーバーが積み重なっていました。
現在の為替相場は1ドル107円~109円位なので、日本円だと単純計算でおよそ1700億円です。
しかもこの時ジャックポットに当選したのはたった一人だったので、たった一人でこの1700億円を全て独占したという結果となりました。
まさにアメリカンドリームともいえる出来事です。
日本国内で販売される宝くじで、アメリカのこの当選金額を超えることは今後一生無いでしょう。
アメリカのメガミリオンズで約560億円の当選者が現れる
しかも数年に一度は数百億円の当選者が出現しているのがアメリカの宝くじです。
ちょうど直近のメガミリオンズの抽選で、$515Million(日本円で約560億)のジャックポットの当選者が一人出現しています。
こう何度も数百億円の当選者が出現するアメリカと比べると、日本とアメリカの経済力の差がもう埋められないほど差があることがわかります。
アメリカの株価が史上最高値を更新し続けているのに比べると、日本の日経平均はバブル時代から30年間経った今でも、いまだにバブル時代の最高値を一度も超えることができていません。
日本をディスるわけではないですが、発売されている宝くじを比べるだけでも、日本とアメリカの経済力の差がもはや比べ物にならないほど差があることを、強く実感してしまう出来事でした。